SSブログ

京都のランドマーク? 京都タワー [京町]

おこしやすぅ


京都駅北隣にある、京都のランドマーク?
ローソクいや、京都タワーのお話しです。


京都タワー

京都タワー.jpg

京都駅烏丸中央口前に大きくそびえ立っていて
高さは131m(建設当時の京都市の人口が約131万人だったことに由来)あり
京都市内では最も高い建造物である。

1964年(昭和39年)12月28日の開業。

単なる鉄骨による無骨なタワーでは
京都の表玄関には相応しくないとして
白い円筒状の優雅なデザインが採用された。

その構造は、鉄骨を一切使わず
厚さ 12mm - 22mm の特殊鋼板シリンダーを溶接で繋ぎ合わせ
円筒型の塔身を作ったもの(モノコック構造)となっている。
要はエビやカニのように殻で体を支える構造になっている。


タワーの姿は、市内の町家の瓦葺きを波に見立て
海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたものであるが

京都市民からは、近くに東本願寺があることから
「お東さんのローソク」とも比喩されている。


また、この京都タワーも建設当初から
古都である京都にこのような建造物が必要なのかについて賛否が分かれている。

これは建設当時
「東寺の塔よりも高いものは建てない」
ことが不文律となっていた京都市で
歴史的景観との調和のありようが争点となったことを端緒とする。

これは都市の美観論争として日本で初めてのこととされている。
結局、高さなどの法規制が厳しい建築物ではなく
「工作物」として建設された。


タワー上層部に楕円形の展望台が設置されており
内部は2層構造となっている。

上には、お土産やさんもなにもなく
双眼鏡が17台置いてあり、無料で使用できる。


展望券売り場は、開業当時の面影が色濃く残る
「タワー名店街」を抜けた一角にあり
そこで展望券を購入します。

展望料金 大人:770円
     高校生:620円
     小学生・中学生:520円
     幼児(3歳以上):150円

展望台から北側の眺望.jpg
展望台から北側の眺望 烏丸通りが北にまっすぐ延びています

展望台から南側の眺望.jpg
展望台から南側の眺望 手前は京都駅です

展望台から南東の眺望.jpg
展望台から南東の眺望 新幹線が見えます


【京都ウラ話】

京都人は「ローソク」と小バカに
することもありますが
東京方面から新幹線で帰ってくると
東山トンネルを抜け

京都タワーが見えると

「ほっ」として、京都に帰ってきたと実感します。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

京都の玄関口 JR京都駅 [京町]

おこしやすぅ

「京都は夏暑うて、冬寒(さぶ)い」いうの、聞いたことあらはりますか。
盆地にようある厳しい暑さ、底冷えの寒さ……。
暑いときと寒いときがはっきりしている気候は
京都に美しい四季の文化を生んだんどす。


京都弁での案内です、どうですか。
今や、祇園の舞妓はんや80歳以上のおばあさんしか使いませんが。

これから、京都の色々なことや裏話を書いていきます。


京都駅

京都駅正面.jpg

まずは京都の玄関口、JR京都駅のことから
京都には空港が無いので、遠方からの玄関口はJR京都駅になります。
近郊からは
 河原町駅
 祇園四条駅になりますが
やはり京都の玄関口はJR京都駅です。

今の京都駅は1997年に完成した4代目になります。
京都駅ビルは、日本の鉄道駅舎としては異例の国際指名コンペ方式で行われました。

モダンな京都駅ビルは、東側にホテル、西側に百貨店があり
その間の中央コンコースは、4000枚のガラスを使用した正面と
大屋根で覆う広々とした吹き抜けになっており
吹き抜けの最上部には地上45mの空中径路が通っています。

京都駅内部.jpg

規模の巨大さとデザインの斬新さにより、建設時はもちろん建築後もその評価には
賛否があり建設当時には京都・まちづくり市民会議などが中心になって
激しい反対運動が起こったが

単なる交通ターミナルではなく
さまざまな機能が盛り込まれており
京都の新しい中心核を創り上げている。

巨大な吹き抜け空間と大階段など
未来指向のデザインに溢れており
今や京都の新しい観光スポットとしてもすっかり定着した。


【京都ウラ話】

京都駅の火災

大正3年に大改築が行われた2代目京都駅は
貴賓室や御便殿(ごびんでん・日本の皇族の行在所)などの
模範的な設備を有するものとして,当時の国鉄(現在のJR)の誇りであったようです。

昭和25年11月18日早朝に全焼しました。

2代目京都駅 火災s.jpg
タグ:京都 鉄オタ
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。