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祇園の舞妓はんもオススメの甘味処 [京の味]

いよいよ、京都のグルメを紹介しましょう。


京都のグルメと言っても、京懐石料理から和菓子・スィーツまで
多種多様で、紹介するだけで何年もかかりそうです。


祇園 舞子はん.jpg
祇園 花見小路
一番京都らしいところ

花見小路は、八坂神社と鴨川の間の南北の通りです。
北は三条通から南は建仁寺前まで。

四条通から北の飲み屋街や
舞子はんの見られる、南のお茶屋街など
祇園歓楽街の中心を貫いています。

明治初年、上地された建仁寺境内地に四条通から
南へ同寺までの通りが開かれ、1949年(昭和24)に拡幅された。


そんな京都らしいとこらから
祇園の舞妓はんもオススメの甘味処を紹介します。


ぎおん 徳屋s.jpg
ぎおん 徳屋

京都の夏は、盆地特有の暑さがあります。
そんな暑い夏によく食べられるのが
わらびもちやかき氷などの冷たく甘いお菓子。


おすすめは、


本わらびもちs.jpg
徳屋の本わらびもち  1,200円
  上質の国産本わらび粉と和三盆糖で丹念に練り上げ
  トロットロのとろけるような口当たり。

本わらびもち アップs.jpg
わらびもちを箸で持ち上げると、トロットロ!



お番茶のかき氷s.jpg
お番茶のかき氷(夏期のみ)  900円
  京番茶と氷砂糖のみで、さっぱりとした味
  輪切りのレモンで氷を取り囲んでいます。

かき氷 番茶s.jpg
氷の上には京番茶が直接かけられています


京都らしい町屋作りの店内で、素材にこだわり抜いた
甘味で、ホットひといき
暑い京都をのりきりましょう。


【京都ウラ話】

「舞」と「踊り」の違いは

京都の踊りの代表は、井上流の「舞」です。
これは「踊り」と言わずに「舞」と言います。

「踊り」というのは、歌舞伎舞踊に代表されるように
歌舞伎の一場面を抜粋した踊りがおもで、歌舞伎舞踊に発しています。

「舞」は別名、座敷舞ともいうようにお座敷で舞われてきました。

とくに「京舞」と呼ばれる井上流は
祇園という花街を母体として発達してきた芸能ですので
動き、歌もどちらかというとおしとやかです。


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次は、金閣寺 [観光]

前回は、嵐山を紹介しました。
次は、色々あって迷いますが

嵐山から、大覚寺、広沢の池、仁和寺から
きぬかけの路(観光道路と言います)を進むと……


雪の金閣寺.jpg
金閣寺


今回は、金閣寺の話を少しばかり
金閣寺と呼ばれていますが正式には
鹿苑寺(ろくおんじ)といいます。

京都市北区にある臨済宗相国寺派のお寺。
建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築であり
舎利殿は金閣、舎利殿を含めた寺院全体は金閣寺として知られている。

寺名は開基(創設者)である
室町幕府3代将軍足利義満の法号・鹿苑院殿にちなみます。

詳しくは、教科書やガイドブックを見てください。


焼失前 金閣寺s.jpg
焼失前の金閣 再建後と異なり、二層に連子窓がある


金閣寺のベストフォトショットは

底冷えの京都に雪が降り、屋根にはうっすらと雪化粧
翌日は、前日がうそのような晴天で、無風
境内の半分以上を占める鏡湖池(きょうこち)に
まさに名前のごとく、雪化粧をした金閣寺が写りこんでいるショットです。

何年かに一度のシチュエーションです。
ねらっていますが、未だに撮れていません。


【京都ウラ話】

金閣、銀閣だけでなく
銅閣もあります。


大雲院 祇園閣.jpg
大雲院 祇園閣

円山音楽堂の西隣、高台寺からねねの道を八坂神社方面に歩いていくと
祇園祭の鉾に似た建物が目に入るはずです。

これは、ホテル・オークラなどの大倉財閥創始者、大倉喜八郎さんが
「京都には金閣、銀閣があるのにどうして銅閣がないのだろう」と
思いつき私財を投じて建てたものです。

銅板葺きで、美しい緑青の屋根がそびえています。

現在は大雲院が所有しています。

通常は非公開で、拝観できませんが
「金閣、銀閣だけでなく、銅閣も観てきた」と
自慢できそうです。

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京の観光 まずは嵐山から [観光]

おこしやすぅ


京都の代表的な観光地といえば
やはり、嵐山ですね。


嵐山 渡月橋

渡月橋 秋.jpg
渡月橋とは、亀山上皇が橋の上空を移動して行く月を眺めて
「くまなき月の渡るに似る」と言ったことから名付けられました。


嵐山は、渡月橋を渡ったところにそびえる峰を指し
愛宕山から吹き下ろす通称愛宕おろしに
峰々の桜や楓が散らされるところから、嵐山と呼ばれるようになった。

現在は、渡月橋を中心とした界隈を嵐山という。
京都市街の北西に位置し、桜や紅葉の名所である。
嵐山の象徴になっている渡月橋をはさんで上流が大堰(おおい)川で
下流から桂川となります。

嵐山には、多くの寺院や竹林の道、嵯峨野、トロッコ列車
料理、和菓子など、見どころ食いどころがいっぱいありますが
一度には紹介できないので、ぼちぼち書いていきます。


今回はウラ話をメインに書きます。


【京都ウラ話】

振り向くな! 渡月橋を渡るまで。

京に伝わる十三まいり

子供の成長を祝う行事といえば「七五三」ですが
京都には続きがあります。
それが、数え年で13歳の時に行う「十三まいり」です。

お参りする先は、嵐山の法輪寺。
渡月橋からすぐの、この寺の歴史は古く和銅6(713)年
奈良時代の高僧・行基によって創建された。

法輪寺s.jpg

ご本尊は虚空蔵菩薩様で
広大な宇宙のような無限の知恵と慈悲を持たれ
集中力やひらめきに御利益があるそうです。

そんな、虚空蔵菩薩様に知恵を授かりに行く十三まいりは
虚空蔵菩薩様の縁日にあたる4月13日を中心に3月から5月に
かけておまいりをします。

子供たちが、半紙に思い思いの漢字1字を筆で書き
虚空蔵菩薩様に奉納し、加持祈祷を受ける。


そして、最後に肝心なのが……


法輪寺を後にして、渡月橋を渡るとき

決して振り向いてはいけないということ。

振り向くと、せっかく授かった知恵が逃げてしまうと言われています。


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京都のランドマーク? 京都タワー [京町]

おこしやすぅ


京都駅北隣にある、京都のランドマーク?
ローソクいや、京都タワーのお話しです。


京都タワー

京都タワー.jpg

京都駅烏丸中央口前に大きくそびえ立っていて
高さは131m(建設当時の京都市の人口が約131万人だったことに由来)あり
京都市内では最も高い建造物である。

1964年(昭和39年)12月28日の開業。

単なる鉄骨による無骨なタワーでは
京都の表玄関には相応しくないとして
白い円筒状の優雅なデザインが採用された。

その構造は、鉄骨を一切使わず
厚さ 12mm - 22mm の特殊鋼板シリンダーを溶接で繋ぎ合わせ
円筒型の塔身を作ったもの(モノコック構造)となっている。
要はエビやカニのように殻で体を支える構造になっている。


タワーの姿は、市内の町家の瓦葺きを波に見立て
海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたものであるが

京都市民からは、近くに東本願寺があることから
「お東さんのローソク」とも比喩されている。


また、この京都タワーも建設当初から
古都である京都にこのような建造物が必要なのかについて賛否が分かれている。

これは建設当時
「東寺の塔よりも高いものは建てない」
ことが不文律となっていた京都市で
歴史的景観との調和のありようが争点となったことを端緒とする。

これは都市の美観論争として日本で初めてのこととされている。
結局、高さなどの法規制が厳しい建築物ではなく
「工作物」として建設された。


タワー上層部に楕円形の展望台が設置されており
内部は2層構造となっている。

上には、お土産やさんもなにもなく
双眼鏡が17台置いてあり、無料で使用できる。


展望券売り場は、開業当時の面影が色濃く残る
「タワー名店街」を抜けた一角にあり
そこで展望券を購入します。

展望料金 大人:770円
     高校生:620円
     小学生・中学生:520円
     幼児(3歳以上):150円

展望台から北側の眺望.jpg
展望台から北側の眺望 烏丸通りが北にまっすぐ延びています

展望台から南側の眺望.jpg
展望台から南側の眺望 手前は京都駅です

展望台から南東の眺望.jpg
展望台から南東の眺望 新幹線が見えます


【京都ウラ話】

京都人は「ローソク」と小バカに
することもありますが
東京方面から新幹線で帰ってくると
東山トンネルを抜け

京都タワーが見えると

「ほっ」として、京都に帰ってきたと実感します。

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京都の玄関口 JR京都駅 [京町]

おこしやすぅ

「京都は夏暑うて、冬寒(さぶ)い」いうの、聞いたことあらはりますか。
盆地にようある厳しい暑さ、底冷えの寒さ……。
暑いときと寒いときがはっきりしている気候は
京都に美しい四季の文化を生んだんどす。


京都弁での案内です、どうですか。
今や、祇園の舞妓はんや80歳以上のおばあさんしか使いませんが。

これから、京都の色々なことや裏話を書いていきます。


京都駅

京都駅正面.jpg

まずは京都の玄関口、JR京都駅のことから
京都には空港が無いので、遠方からの玄関口はJR京都駅になります。
近郊からは
 河原町駅
 祇園四条駅になりますが
やはり京都の玄関口はJR京都駅です。

今の京都駅は1997年に完成した4代目になります。
京都駅ビルは、日本の鉄道駅舎としては異例の国際指名コンペ方式で行われました。

モダンな京都駅ビルは、東側にホテル、西側に百貨店があり
その間の中央コンコースは、4000枚のガラスを使用した正面と
大屋根で覆う広々とした吹き抜けになっており
吹き抜けの最上部には地上45mの空中径路が通っています。

京都駅内部.jpg

規模の巨大さとデザインの斬新さにより、建設時はもちろん建築後もその評価には
賛否があり建設当時には京都・まちづくり市民会議などが中心になって
激しい反対運動が起こったが

単なる交通ターミナルではなく
さまざまな機能が盛り込まれており
京都の新しい中心核を創り上げている。

巨大な吹き抜け空間と大階段など
未来指向のデザインに溢れており
今や京都の新しい観光スポットとしてもすっかり定着した。


【京都ウラ話】

京都駅の火災

大正3年に大改築が行われた2代目京都駅は
貴賓室や御便殿(ごびんでん・日本の皇族の行在所)などの
模範的な設備を有するものとして,当時の国鉄(現在のJR)の誇りであったようです。

昭和25年11月18日早朝に全焼しました。

2代目京都駅 火災s.jpg
タグ:京都 鉄オタ
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